1日100本程度までは正常な抜け毛

シャンプーのあとや、枕についている抜け毛の本数が増えてきたと感じると、
髪の毛が心配になってしまいます。
しかし、人間の髪の毛は平均で10万本生えていて、
1日に何もしなくても50~60本は抜けています。
シャンプーは髪を洗い流すので、どうしても抜け毛が目立ちますが、
30~40本ほどであれば自然の抜け毛で問題はありません。
合計すると、1日に100本程度なら正常な抜け毛と言えます。

シャンプーの際に抜け毛があるからと言って、頭を洗わないのは逆効果です。
汚れが毛穴をふさいで、炎症を起こしてしまうこともあるので、
清潔な状態を保つためにも、きちんと洗う必要があります。

抜け毛が1日に100本を超えるようになると、自分でもわかるほど、
髪の毛の状態が減っていきます。

そのような場合は、病院を受診し、髪の毛の状態を診察してもらいましょう。
早目の受診であればあるほど、効果は早くでます。

薄毛治療に使われる薬で有名なのは、プロペシアです。
プロペシアは商品名で、一般名はフィナステリドと言います。

プロペシアには、ジヒドロテストステロンという、
抜け毛を促進する物質を生成するのに必要な酵素を阻害する働きがあります。
そのために、成長途中の毛の抜け毛を防ぎ、細くなってしまった毛にハリやコシを与えます。

臨床試験でも、効果があることがはっきりと証明された薬ですが、
健康保険は適用されません。
また、ドラッグストアなどでは販売されていない薬なので、
病院へ行って、処方箋を出してもらわなければいけません。
1カ月に1度の来院で、髪の毛の状態を確認しながら、薬の処方が行われます。
プロペシアは効果的な薬ですが、すぐに毛が生えるものではなく、
長期的に飲む必要があります。